
和牛バーガー店「SHOGUN BURGER ひがし茶屋街店」(金沢市東山1)が7月31日、金沢の観光地・ひがし茶屋街にオープンした。運営はガネーシャ(富山市)。
国内20店舗目。金沢ではJR金沢駅近くのクロスゲート金沢(広岡1)内の店舗に続く2店舗目となる。店舗面積は約200平方メートル。金沢市登録の「特定金澤町家」で、江戸期に建てられた築200年以上の木造家屋を「歴史的建築物の魅力と現代の食体験の融合」をテーマにリノベーションした。同社広報担当者の水嶋ひかるさんは「伝統的な建物への出店は当社初」と話す。
1階は「越路ガーデン」(富山県小矢部市)が手がけた通り庭に臨む。席数は、テーブル=36席、カウンター=6席、テラスベンチ=8席。2階には特注したちょうちんを飾る。席数は座敷22席。畳敷き。吹き抜けがある。
同店限定メニューは、「蟹(かに)と和牛のイタリアンバーガー」(3,780円)。和牛パテとスモークハウスチーズをベースにガレットを組み合わせ「箔一」(金沢市森戸2)の金粉をあしらった。ガレットにはカニとジャガイモを使う。田谷漆器店(輪島市杉平町)が製作した輪島塗のオリジナル皿で提供する。「能登ミルク」(七尾市和倉町)とコラボした「能登ミルクヨーグルトシェイク」(980円)も販売する。
水嶋さんは「限定メニューには、金沢の文化や食材を取り入れた。金沢らしい景観と風情が残るひがし茶屋街で、特別な食体験を提供したい」と話す。
営業時間は11時~22時。