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金沢で「のとキリシマツツジ」の展示 能登にも見に来て

のとキリシマツツジ展の様子(手前2鉢の盆栽は推定樹齢100年)

のとキリシマツツジ展の様子(手前2鉢の盆栽は推定樹齢100年)

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 「のとキリシマツツジ展~それでも花は咲く~いしかわ歴史遺産」が3月18日~23日、しいのき迎賓館(金沢市広坂2)で行われた。

のとキリシマツツジ展

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 「NPO法人のとキリシマツツジの郷」を中心とする「花の力」プロジェクト実行委員会が主催。能登では、江戸時代に流行した園芸種「江戸キリシマツツジ」の樹齢100年以上の古木が500株以上残るなど国内最大の生育地となっていることから、「のとキリシマツツジ」と名付けて保護、栽培、育成に力を入れ、石川県からは「いしかわ歴史遺産」に認定されている。

 会場ではパネル展示で「のとキリシマツツジ」の歴史や品種の解説をするほか、柳田植物公園(能登町)で育てている盆栽6鉢を並べた。小ぶりながら目が覚めるような深紅の花がぎっしりと咲きそろい、会場を華やかに彩った。中には盆栽ながら推定樹齢が約100年のものも。

 「のとキリシマツツジ」の多くは能登の個人宅や施設の庭に地植えされているが、毎年開花時期に合わせてオープンガーデンを行い見学できるようにしている。2024年は能登半島地震の影響で中止となったが、今年は38カ所に縮小しながらも開催するという。会場の説明員は「地震で傷ついたり所有者が手入れできなかったりするツツジも多く、今年は例年の半分くらいの規模になるが、これから見頃になるので能登まで見に来てほしい」と話す。

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