アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の北陸初となる本格的展示会「エヴァンゲリオン展」が9月3日、金沢の百貨店「めいてつ・エムザ」(金沢市武蔵、TEL 076-260-1111)で始まった。
1995年のテレビ放送から人気に火が付いた同作品。テレビシリーズを再構成した長編アニメ映画「シン・エヴァンゲリオン新劇場版」が近日公開予定であることを記念して、「新劇場版」シリーズの生原画や設定資料などを中心に展示を行う。
物販コーナーでは、県内の伝統工芸品とコラボした金沢会場限定商品が来場者の注目を集めている。中でも目を引くのは輪島塗の「ロンギヌスの槍」(32万4,000円)と、九谷焼で制作した「頭部置物 初号機」(16万2,000円)。キャラクターのシルエットが描かれた輪島塗の箸(1,512円)や、九谷焼「エヴァンゲリオン豆皿」(9,180円)、人気キャラクター「アスカ」・「綾波レイ」などをモチーフにした招き猫「笑にゃんゲリオン」(3,780円)なども販売する。
市内の和菓子店「越山甘清堂」(武蔵町)の「NERV(ネルフ)焼印入りどら焼き」(173円)や、「能登ワイン」(鳳珠郡穴水町)のキャラクターラベルワイン(2,052円)など、県内企業とのコラボ商品も人気だ。
主催するテレビ金沢の近岡猛さんは「2013年に東京で初めて開催され、記録的大ヒットとなった展示会。石川県だけでなく近県の方にも楽しんでいただきたい」と話す。
開場時間は10時~19時30分(最終入場は19時、最終日は17時閉場)。入場料は、一般・大学生=800円、中・高校生=700円、小学生=500円、未就学児入場無料。今月23日まで。