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金沢に7組限定の料理旅館「緑草音」 全室趣の異なる客室空間を提供

玄関からの景色

玄関からの景色

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 金沢美術工芸大学近くに6月1日、料理旅館「緑草音(りょくそうね)」(金沢市天神町2、TEL 03-5453-2993(緑草音東京デスク))がオープンした。

【パノラマ】 館内の様子

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 運営するのは全国に300店以上の飲食店を展開する際コーポレーション(東京都目黒区)。同社の宿泊施設の経営は、京都・祇園の料理宿「柚子屋旅館」、長崎県・五島列島のリゾートホテル「MARGHERITA」に次ぎ3軒目となる。

 兼六園から車で10分ほどの緑に囲まれた高台に位置する同旅館。個人の邸宅を改装した2階建ての館内に客室7室を設け、1室2人~4人・最大19人の宿泊に対応する。

 古い蔵を改装したメゾネットタイプの洋室「山法師(やまぼうし)」、洋室に和のテイストを取り入れたレトロモダンな雰囲気の「不如帰(ほととぎす)」、茶室を改装した見晴らしの良い離れの和室「黒百合(くろゆり)」など、7室全て室内のしつらえや趣が異なる。

 宿泊客の朝食・夕食は、併設する食事処「食在 飄飄乎(ひょうひょうこ)」で提供。金沢の老舗料亭で修業した料理人が、「おくどさん」で炊くご飯と金沢の山海の恵みを生かした懐石料理を振る舞う。ランチ・ディナーは宿泊客以外も利用が可能。メニューは、天丼(2,800円~)、おまかせ昼ごはん(5,000円~)、おまかせ懐石、肉懐石(以上1万円~)など。天丼、おまかせ昼ごはんはランチタイムのみ提供。

 同社広報の當山三枝さんは「『食在 飄飄乎』では金沢の眺望もご馳走(ちそう)の一つ。街のにぎわいから離れ、食事と共に静かなひとときを過ごしていただければ」と話す。

 宿泊料は1泊2食付きで1人4万円~(消費税・サービス料別)。チェックインは15時、チェックアウトは11時。

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