金沢の「しいのき迎賓館」(金沢市広坂)で10月25日、石川の地酒と美食の祭典「サケマルシェ」が開催される。主催はサケマルシェ実行委員会(石川県酒造組合連合会内)。
2015年秋に金沢で開催される「日本酒で乾杯推進会議」全国大会に合わせて、同連合会は地酒イベントを盛大に催す計画を立てており、「サケマルシェ」はそのプレイベント的な位置付け。昨年に引き続き2回目で、今年は金沢と能登の2会場で行われる。
金沢会場では、県内の酒造メーカー29社が出店。各社複数の銘柄を取りそろえ、昨年より豊富なラインアップで楽しめる。日本酒と一緒に味わいたい料理も充実させる。金沢を代表する飲食店が、すし、天ぷら、おでんなど日本料理から、イタリア・フランス・スペイン料理、パン、チーズ、ケーキまで多彩なメニューでもてなす。
「県内の酒蔵が一堂に会するとても貴重な機会。地酒の飲み比べをしたり、料理との組み合わせを堪能したり、それぞれのスタイルで楽しんでもらいたい」と同連合会の佐竹専務理事。若者の日本酒離れが進んでいると言われるが、昨年は若い世代や女性も多く訪れたという。「日本酒を飲み慣れていない方は、酒蔵のスタッフに声を掛けて銘柄の特徴や飲み方などを聞いていただいてもいい。気軽に足を運んでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
入場無料。11時~18時。飲食はチケット(20 枚つづり・グラス付き)が必要。前売り2,800円、当日3,000円。チケットはチケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン、出店飲食店、酒蔵などで販売中。能登会場(能登食祭市場)では11月1日に開催。チケットは2会場共通で使える。