石川県は10月23日、インターネット上で「北陸新幹線金沢開業カウントダウン時計」を公開した。メッセージボードを手にした県民の写真が1分おきに現れ、新幹線歓迎の思いを発信する。
県内の経済団体や学識経験者らで組織する「STEP21県民推進会議」が主宰する。
「カウントダウン時計」は、公募で集まった県内在住の家族やグループ90組のポーズ写真が1分おきに切り替わり、時刻を伝えるウェブ時計。出演者はそれぞれ新幹線金沢開業への期待や、誘客メッセージをしたためた黒いボードを手にしており、若い女性4人のグループは「きまっし石川 私たちがおもてなしします」と呼び掛ける。男女2人組は「石川の魚すぐ食べれるよ 2時間半で!!」とアピールする。
「家族みんなで 新幹線で TDLであそぶ」「たのしいじかんがふえるね」と、夢を膨らませる家族連れもおり、開業を心待ちにするわくわく感が見てとれる。
主宰者は2015年春の開業時まで配信を続けることにしており、今回は第1弾として、7月20日・21日に金沢駅もてなしドーム(金沢市木ノ新保町)で撮影した写真を掲載した。来年1月下旬までの約3カ月間、公開する。
次回撮影会は11月16日・17日、しいのき迎賓館(広坂2)で行われる。募集人数は90組(1組あたり5人まで)。参加無料。希望者は11月10日までに、下記の「カウントダウン北陸新幹線金沢開業」サイトから申し込むことができる。