石川県老人クラブ連合会は5月1日～12月31日の期間中、県内の60歳以上を対象に「元気シニアスタンプラリー」を実施している。

石川県庁内にある長寿社会課

　今年で5回目となる同スタンプラリーは、老人クラブ行事や、市町などが主催する各種イベントや地域の祭り、「ゆーりんピック2013」などに参加し、専用の用紙に関係者・随行者などの印やサインを集める。60～79歳は10回以上、80～89歳は7回以上、90歳以上は5回以上イベントなどに参加することで、県内温泉ペア宿泊券や特産品が当たる抽選に応募できる。応募条件の参加回数には、老人クラブ行事と介護予防教室を60歳～79歳は2回以上、80歳以上は1回以上含める。今年からはボランティア活動への参加促進に力を入れ、8回以上ボランティア活動に参加した応募者を「地域貢献賞」として顕彰するという。

　県内の対象者は現在約32万人で、2012年度の応募者は575人。石川県長寿社会課（金沢市鞍月1）の杉本雄一さんは「ぜひ多くの方に参加してほしい。地域のイベントなどに参加し、人との関わり合いの中で、閉じこもり防止や介護予防になれば」と話す。

　実際に用紙を受け取った金沢市の女性（70）は、「応募するのは初めて。趣味のマージャンでゆーりんピックや地域のいきいきクラブにも参加する予定なので、楽しみながら抽選に参加したい」と笑顔を見せた。

　応募用紙の配布場所は、各市町の介護予防教室、老人クラブ連合会、社会福祉協議会など。問い合わせは石川県長寿社会課（TEL 076-225-1498）まで。