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中華まん千個をチャリティー販売-近江町いちば館の中華料理店

店頭で中華まんを販売する長田さん

店頭で中華まんを販売する長田さん

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 近江町いちば館(金沢市青草町)内にある中華料理店「仙桃」が現在、東日本大震災の被災地を支援するため店頭で中華まんのチャリティー販売を行っている。

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 台湾出身でオーナーの長田雅稚さん(51)はかつて6年間、岩手県内に住み、東北6県で通訳の仕事をしていた。日々、報道される様変わりした現地の様子、そして苦しい避難生活を送る被災者の姿は人ごととは思えず、「自分ができる支援」としてチャリティー販売を思い立ったという。

 中華まんはすべて香港出身の料理人の手作りで、チャーシューとエビの2種類がある。価格は1個200円。1,000個を販売し、売り上げ全額を義援金として寄付する。

 長田さんは「毎日、悲しくて言葉を出せないくらいの痛みを感じている。自分が被災したら全て終わりだった。募金してくれる心の温かい方に温かいものを食べてもらって、感謝の気持ちをお返ししたい」と話し、湯気が上がるほかほかの中華まんを見つめた。

 営業時間は11時~15時、17時~22時30分。火曜定休。

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