金沢の名所の一つ、尾山神社(金沢市尾山町)前の参道をライトアップする「光の回廊」が今年も開催され、幻想的な黄金の光が行き交う人の目を楽しませている。
同イベントは、南町通り商工会が街に冬のにぎわいを創出し、年末年始の参詣客をもてなすため2003年にスタートした。今年で8回目。「街並みや神社の雰囲気に溶け込むような光の演出を」と、金びょうぶをイメージしたパネルを設置したもの。
参道には、高さ2メートル20センチ・幅70センチのパネル10枚を置き、金色の華やかな光が神門へと導く。神門へ進むごとにパネルの高さを5センチずつ低くすることで、奥行き感も演出する工夫も。
同会担当者は「ライトアップも今回で8回目となり、だいぶ定着してきた。冬の街の彩りとして今後も続けていきたい」と話す。
ライトアップは夕方から夜明けまで。今年1月20日まで。