テレビアニメ「機動戦士ガンダム00」「めぞん一刻」、映画「リング」などの楽曲を手がけた作曲家・川井憲次さんが12月15日、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1)で開かれる「eAT(イート)プロデューサー塾」で講演を行う。
金沢でプロデューサー塾-「機動戦士ガンダム00」作曲家・川井憲次さんが講演
演題は「劇伴の作り方(映画音楽制作の現場)」。クリエーティブディレクターの宮田人司さんがコーディネーターを務める。当日は、若手クリエイターや学生らにヒット曲制作のノウハウを伝授するという。
プロデューサー塾は、来年2月4日・5日、金沢市文化ホールなどを会場に開催されるエレクトロニックアートの祭典「イート金沢」のプレイベント。今回の「イート金沢」は川井さんが総合プロデューサーを務め、「メイド・イン・ジャパン~金沢から発信するNIPPON(日本)」をテーマに、コンテンツと音楽、モノづくりの各分野で活躍するゲストが意見を交わす。
ゲストは、小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を執筆した小説家でイラストレーター、俳優でもあるリリー・フランキーさん、漫画家の浦沢直樹さん(代表作は「YAWARA!」「20世紀少年」など)としりあがり寿さん(「地球防衛家のヒトビト」など)、放送作家でミュージシャンの倉本美津留さん(「ダウンタウンのごっつええ感じ」「伊東家の食卓」など)、作曲家の田中公平さん(「銀河鉄道999エターナルファンタジー」「笑ゥせぇるすまん」など)と大森俊之さん(「残酷な天使のテーゼ」「元気が出るテレビ」など)、鷺巣詩朗さん(「笑っていいとも!」テーマ曲など)、東北新社専務取締役でCMディレクターの中島信也さん(日清カップヌードル「hungry?」、「伊右衛門」など)、地元の陶芸家大樋年雄さんら。
初日のフォーラムでは、川井さんのライブコンサートと、吉本興業所属のアート・ユニット「明和電機」の「オタマトーン楽団演奏会」を予定。席上、建築家・鄭秀和さんに名人賞が贈られる。
プロデューサー塾とイート金沢の参加申し込みは、実行委員会の公式ホームページで受け付ける。プロデューサー塾は入場無料で、定員100人。イート金沢は、フォーラムと表彰式の「アワード」は入場無料だが、セミナーと湯涌温泉で行われる夜塾は有料(セミナー一般=5,000円、同学生=3,000円、セミナー・夜塾セット券=2万2,000円)。12月15日に受け付けを開始する。