金沢市民芸術村(金沢市大和町)で10月24日、「かなざわエコフェスタ2010」が開かれ、古着のファッションショーやフリーマーケットなど多彩な催しが開かれた。
足こぎ式発電機の力で走る蒸気機関車も子どもたちの人気を集めた
金沢市と同市地球温暖化対策推進協議会が主催。昨年まで開催していた「リサイクルフェア」と「温暖化フェア」を一つのイベントに統合した。
日ごろ、不用になった子ども服を希望者に提供する「リユース市」を運営しているNPO法人「さくらっこ」は、古着を使ったファッションショーを開催。子ども8人がTシャツとショートパンツやセーターにスカート、テレビの人気キャラクター「ガチャピン」のつなぎなどのいでたちでステージに登場し、本業モデル顔負けのポーズをとった。
フリーマーケットでは、36区画を使い衣服や玩具、雑貨などが販売され、来場者が買い得品を見つけようと真剣な表情で品定めした。県自転車組合金沢支部のテントでは、10月20日に終了した市のまちなか公共レンタサイクル社会実験「金沢レンタサイクルまちのり」で使われた自転車100台が、リサイクル品として1台6,500円で販売され、開場後、わずか1時間で売り切れた。
会場にはこのほか、足こぎ式発電機で起こした電力で動く蒸気機関車型の乗り物やメリーゴーランド、ハンドルを回して動かすシャボン玉発生機も用意され、子どもたちが歓声を上げて楽しんでいた。