金沢・武蔵でレトロなキャバレー再現-世代間交流イベント

金沢アートグミで開催される「キャバレー?!ディスコ?!ダンスナイツ!!」のポスター

金沢アートグミで開催される「キャバレー?!ディスコ?!ダンスナイツ!!」のポスター

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 金沢アートグミギャラリー(金沢市青草町、TEL 076-225-7780)で8月28日、同ギャラリー周辺「武蔵地区」の今昔を知る人々が集う世代間交流イベント「キャバレー!?ディスコ!?ダンスナイツ!!」が開催される。

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 金沢を代表する商業地区の一つでもある同地区の大正~昭和時代にスポットを当て、街の変遷を振り返るとともに現在の姿と照らし合わせ、今後の街のあり方を考える活動「武蔵れとろプロジェクト」の第1弾となる同イベント。NPO法人「金沢アートグミ」が企画した。

 同地区には、市民の台所と呼ばれ観光客にも親しまれている近江町市場のほか、繊維関係の店、仏壇店、飲食店などが多く別院の門前町として栄えてきた歴史がある一方、一歩路地へ入ると、成人映画館など大人の夜を楽しめるスポットなども立ち並び、昼と夜の違う顔が存在した。現在では、1年半前に同市場がリニューアルオープンするなど、時代の流れとともに確実に変化しつつある。同プロジェクトでは、かつての街の姿を知る世代の人たちに当時の様子を語ってもらい、若い世代の人たちとともに今後の街のあり方を考える。

 プロジェクトの進行にあたり、昨年から同ギャラリースタッフが地域住民や各商店など同地区の人々への働きかけを始め、設営や広報に至るまで共に準備を進めてきた。交流の場として、昭和の雰囲気を体感できるレトロな「キャバレー+ディスコ」を再現、ダンス、ライブ、ディスコ、VJなど「『何でもあり』のサタデー・ワンナイト・フィーバー」でイベントを盛り上げる。

 同プロジェクトの決起会ともなる当日の会場は、かつて北國銀行の社交場として利用されていた武蔵ケ辻支店3階の跡地を利用した同ギャラリーを使用、ディスコゾーンとキャバレーゾーンにダンスフロアと舞台を設け、ミラーボールや蓄音機など当時を感じさせる小物を配置しレトロな空間を演出する。参加者のドレスコードも「レトロ」とし、着こなしが光る人のファッションスナップを行う。出演者は、ダンス=LAVIT(ラビ)、竹村かおりさん、TOMOPON。ライブ=ペロ組。Disco=DJOKU、DJ PELを予定する。

 同ギャラリーの上田陽子さんは「夏の疲れは夏のうちに!青春時代の一張羅を着て踊って笑ってフィーバーしましょう!」と参加を呼びかける。

 開催時間は19時~23時(終了予定)。参加費は3,000円(前売り=2,500円)。

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