全国の有名ラーメン店が週末に週替わりで登場する「タテマチ・ラーメンウィーク」が7月2日、金沢・竪町の商業ビル「オーバル」(竪町)1階の空きテナントスペースで始まった。主催は竪町商店街振興組合(TEL 076-232-2244)。
博多めんくいやの「博多ラーメン」(右)と「とろとろチャーシューメン」
7月1日に始まった夏のバーゲンの集客イベントとして企画した。8月15日までの主に金曜・土曜・日曜に、福岡・岡山・埼玉・山形・岐阜各県の7店が交代で営業し、博多・尾道・飛騨高山・米沢などのご当地ラーメンを提供する。
初日の2日は、第1週を担当する福岡県福岡市の「博多めんくいや」が出店。自家製の細麺ととんこつスープに、特製チャーシュー、キクラゲ、ネギ、紅しょうがをのせた本場の博多ラーメン(700円)と、チャーシュー6枚を使った「とろとろチャーシューメン」(1,000円)の2種類を提供した。
同社の山羽和幸社長によると、同店は全国各地で開催されているラーメン祭りに出店して人気に火がついたという。麺、チャーシューのほか、スープに使う豚の背脂まで自社で作る同店。今回も前日から仕込みを行い、スープの味を調整した。
会場には高校生やサラリーマンらが訪れ、約100坪の店内に用意されたテーブル席に座り、あっさりとした味わいながらも、コクがあるとんこつラーメンを味わっている。同店の出店は4日まで。営業時間は11時~19時だが、1日300食限定のため売り切れ次第終了する。
今後のスケジュールは次の通り。今月9日~11日=おかやま一番星(岡山)、17日~19日=くるみ家(福岡)、23日~25日=いっぽん(埼玉)、30日~8月1日=四代目亀之助(山形)、8月6日~8日=吉田屋(岐阜)、8月13日~15日=家業百年山亀本店(山形)。