地元の名産・特産品を一堂に集めた石川県観光物産館(金沢市兼六町、TEL:076-222-7788)で現在、「地酒・新酒まつり」が開催されている。
「地酒・新酒まつり」は、地酒振興を目的に石川県地酒振興協同組合などが主催し、冬季醸造を経て新酒が出荷される2月に毎年開催しているイベントで、今年で26回目。同館の一画に販売コーナーを設け、県内酒造店の銘酒やしぼりたての新酒約20銘柄を販売する。
地酒・新酒の購入客には特典として全員にワンカップ酒を進呈するほか、抽選で、県内酒蔵の大吟醸酒をはじめ、金沢の尾山神社の梅の香りや黒方(くろほう)を調合した香水「金沢オードパルファム」、加賀友禅柄ハンカチ、同館の買い物券を進呈している。
会場では試飲が人気を集め、何銘柄かを飲み比べてから購入する観光客の姿が目立つ。東京から観光で訪れたという女性は「ワインのようにフルーティーな味わいで飲みやすい。お土産用プラス自家用にも購入した」と話していた。
開館時間は10時~18時。火曜定休。2月28日まで。