金沢在住のアーティスト新保裕さんの個展-彫刻作品など

新保裕さんの彫刻作品「寶石」。宝石とともに降りてきた姿を表している

新保裕さんの彫刻作品「寶石」。宝石とともに降りてきた姿を表している

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 金沢市在住のアーティスト・新保裕さんの個展「寶石-ほうせき-」が6月22日より、suisei+Art(金沢市片町1、TEL 076-264-0088)で始まる。

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 suisei+Artは自らもアーティストとして活動する中森あかねさんのバー「彗星倶楽部」の一角で、若手アーティストを中心とした作品発表を展開しており、6月よりsuisei+Artの呼び名が付いた。同展はsuisei+Art初の展覧会であり、新保さんの彫刻3点、絵画1点が展示される。

 新保さんは金沢市生まれで金沢美術工芸大学彫刻科を卒業。新保さんの作品は模写によるものではなく、「天から降りてきた何かを形づくる」ように、新保さんの中でイメージされ、神格化されたものが実際の形を持ったものとして表されている。彫刻作品の素材は木や樹脂、石などを使い、近年は木を素材にした作品を多く制作している。

 中森さんはsuisei+Artについて、「作家の考え方がユニークなものや無条件にキッチュで面白いもの、インパクトのあるものなど、自分が直感的に面白いと思った作品を、しっかり発表させていく場にしたい」と話している。

 営業時間は20時~翌1時。日曜定休(7月15日は営業)。22日18時よりアーティスト・トークが行われる。同展は7月16日まで。バー「彗星倶楽部」では、丸八製茶場(加賀市動橋町)の加賀棒茶を使った「加賀棒茶香ばしプリン」(500円)を限定で取り扱っている。

彗星倶楽部

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