航空自衛隊小松基地(小松市向本折町)は現在、11月1日に同基地で開催される「航空祭」に合わせ、戦闘機F15の記念塗装デザインを募集している。
募集は同基地が自衛隊に親しんでもらおうと試みる初の企画で、デザインのコンセプトは「空」「小松」をイメージできる作品。応募資格は航空祭当日に参加できる人で、優秀賞に選ばれた作品1点は実際にF-15戦闘機へ塗装。航空祭当日に地上展示される。受賞者は同祭での表彰式に招かれるほか、別の日にF-15かT-4型機の後席に搭乗し地上滑走を体験できる。
同祭は地元住民や航空ファンに親しまれる恒例イベントで、今年はF-15の機動飛行、ブルーインパルスのアクロバット飛行などのほか、地上展示にはF-15(記念塗装機)、F-4、F-2、T-4などの機体が並ぶ。そのほか、紙飛行機大会や装飾が施された「花自動車」の会場巡回など、祭りを盛り上げるアトラクションも多数用意する。
同基地広報班は「当基地でF-15戦闘機に描く航空祭記念塗装デザインの一般公募は初めて。自衛隊を身近に感じていただければ」と話す。
応募は郵送かメールで受け付ける。締切りは9月25日。詳しくはサイトで確認できる。