学生と企業経営者がざっくばらんに語り合う-大学コンソーシアム石川がサロン開講

昨年開催された「学生・企業まちなかサロン」の様子

昨年開催された「学生・企業まちなかサロン」の様子

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 石川県内のすべての高等教育機関からなる「大学コンソーシアム石川」(事務局=金沢市広坂2、TEL 076-223-1633)と石川県は8月22日、県内の企業トップと学生が直接交流する場として「学生・企業まちなかサロン」を開催する。

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 「学生・企業まちなかサロン」は、学生と県内の企業経営者が身近に語り合うキャリア教育の場となるべく昨年からスタートした事業。昨年は事業紹介や就職活動のアドバイスにとどまらず、各社長の口から「起業するにはどうすればいいのか」「もうかる仕事、もうからない仕事とはどんなものか」「こんな人材を採用したい」などざっくばらんな話題が飛び出し、会場を沸かせた。

 各社長の生の声を聞いた大学生や短大生からは「正直なところ、堅い話しに終始するのではないかと思っていたが、興味深い起業の話を聞くことができた」「業界の面白い裏話が聞けた」「自分がこれからどう働くか、何を考えて活動するかを考えさせられた」などの感想が寄せられている。

 今年は、全6回のシリーズとして8月22日~9月26日の毎週土曜に開催し、1回のみの参加も可能。同コンソーシアムの山本事務局長は「県内企業トップの方々と知り合える貴重な機会。学生さんに自分の将来、目指す職業について改めて考えてみてほしい」と話す。

 初回となる今月22日は、ジョブカフェ石川によるコミュニケーションスキルアップ講義が行われる。以後の講師は、29日=中村酒造・中村太郎社長、9月5日=のと共栄信用金庫・大林重治理事長、12日=三谷産業・三谷充会長、19日=ぶどうの木・本昌康社長、26日=能登印刷・能登隆市社長を予定。開催時間は14時~16時。参加申し込みは同コンソーシアムまで。

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