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泉鏡花の世界をアクリル絵画で表現する女性画家、金沢で個展
(2009年06月18日)
金沢の「ギャラリー点」(金沢市入江、TEL 076-292-2140)で現在、「丹羽久美子個展」が開催され、泉鏡花の世界をアクリル画で表現した独創的なアクリル画や油絵など16点が展示されている。
幼少期から絵を描くことが好きだったという旧美川町出身の丹羽さんは、小学時代に美大出の担任教師から影響を受け、絵画がより身近になった。少女時代から「お化け」の世界に興味を持っていた丹羽さんは、いつしか泉鏡花の作品に引かれ、鏡花の文学を絵で表現したいと思うようになったという。就職した20歳、初給料で絵道具を購入し本格的に油絵を始めた。以来、約40年間、趣味として絵を描き続け、現在は地元で個展を重ねるほか、二紀会同人・女流画家協会会員・石川県美術文化協会会員・日本絵手紙協会公認講師として活躍している。
同展では、丹羽さんのライフワークともなっている「鏡花の世界」に「金沢の風景」を融合させた独創的な作品を展示。130号のキャンバスに描かれたアクリル画は迫力満点で来場者を圧倒している。「おんな川」として市民に愛されている浅野川を舞台に「灯篭(とうろう)流し」を描いた作品には、妖艶な芸子が登場する。油絵からアクリル画に転向してからは、油絵の厚みを表現するため「下地に和紙を貼り付けるなど工夫している」と丹羽さん。
鏡花をテーマに絵を描き始めたのは約10年前といい、丹羽さんは「最初はどうしても挿絵風になった」と振り返りながらも、「今後も鏡花の世界を追求していきたい」と笑顔で話す。
開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。木曜休館。今月24日まで。
シルクスクリーン+ドローイング-金沢のグラフィックデザイナーが個展(金沢経済新聞)金沢美大准教授・陶造形家の山本健史さんが個展-自然をテーマに(金沢経済新聞)ギャラリー点
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