JA全農直営の飲食店「みのる食堂」が11月29日、金沢駅前の商業施設「金沢フォーラス」(金沢市堀川新町)にオープンした。
国産農畜産物のアピールと消費拡大、外食産業での利用促進を目的に展開する「みのるプロジェクト」の一環。同店は全国50店舗目で、北陸エリア初出店となる。
店舗スーパーバイザーの那須太一さんは「金沢駅前という好立地で、能登牛や能登豚、米や卵、加賀野菜など、石川県産食材の魅力を広く発信したい」と話す。
店舗面積は42坪。席数はテーブル席64席。料理は定食スタイルで提供し、能登牛と能登豚を合わせてうまみを引き立てた「自家製ハンバーグ」などのおかず2品が選べる「みのるのごちそう定食」(1,859円~)、おかず1品の「みのる定食」(1,529円~)などを用意する。定食には季節ごとの加賀野菜を使った総菜3品とみそ汁、羽釜で炊いた石川県産米「ひゃくまん穀」が付く。
このほか、「石川県産たまごの焦がしキャラメル濃厚プリン」(539円)などのスイーツや、奥能登で製造した成分無調整牛乳「のとそだち」を使った「宇治抹茶ラテ」(539円)などのドリンクも用意する。
那須さんは「新鮮で安全な食材が自慢。石川県の生産者と消費者をつなぎ、観光客だけでなく地元客にも喜んでもらえる店にしたい」と話す。
営業時間は11時~22時。