金箔(きんぱく)ジュエリーの製作を体験してもらうサービスの提供が11月21日、尾山神社近くの「Gold-Knot(ゴールドノット)」(金沢市南町)でスタートした。運営はエイチツーオー(小立野2)。
「Gold-Knot Atelier&Workshop」体験の様子
小松産の絹糸を手編みしたレースに金沢の金箔を重ねるオリジナルジュエリー「Gold-Knot」を展開する同社。2022年にオープンした同店は金沢城公園や近江町市場に近く、来店客の半数以上を外国人が占める。
製作体験プログラム「Atelier&Workshop(アトリエ&ワークショップ)」を指導するのは金箔ジュエリー作家の木和田里美さん。イヤリングやペンダント、ブローチなどに金箔を貼り持ち帰ってもらう。所要時間は90分。日本語と英語に対応する。
「外国人観光客を中心に『モノ消費』から『コト消費』へ需要の移り変わりを感じていた。来店客からも自分で作ってみたいという声が多かった」とブランドプロデューサーの加茂谷慎治さん。「近隣の観光地も周遊してもらい、街中の活性化につなげることに意味がある。インバウンド(訪日客)だけでなく地元の人やクラフトが好きな人にも体験してもらえれば」と話す。
サービス提供時間は11時~18時。料金は3万3,000円。水曜・第2日曜定休。要予約。