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金沢・近江町市場に炭火串焼き店「八千屋」 ハチバンが地元客向けに展開

「八千屋 近江町いちば館」店内の様子(写真提供=ハチバン)

「八千屋 近江町いちば館」店内の様子(写真提供=ハチバン)

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 「炭火串焼き・肴菜(さかな) 八千屋 近江町市場店」(金沢市青草町)が11月10日、近江町いちば館2階にオープンした。

近江町いちば館にオープンした「八千屋 近江町市場店」

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 運営は、北陸3県を中心に「8番らーめん」などを展開するハチバン(新神田1)。2022年11月に新業態として郊外で営業を始め、今回2号店を市の中心部にある近江町市場に出店した。

 ハチバン新事業開発部長の越田純さんは「八千屋は北陸の地元客をターゲットに新規出店を計画している。近江町市場は『市民の台所』として親しまれ、観光地としても人気だが、インバウンドの影響で価格帯が高騰しており、地元客が気軽に行ける店が少ないと感じていた。観光客だけでなく地元の人も利用しやすい店作りを目指している」と話す。

 店舗面積は約40坪。席数は、テーブル=28席、カウンター=23席。看板メニューは岐阜県産の「恵那どり」や鹿児島産「知覧どり」を使った鶏料理。職人が串打ちした串焼き(1本=187円~)はカウンター席の目の前で備長炭を使って焼き上げ、大野醤油(しょうゆ)をベースにしたたれで提供する。近江町市場店限定メニューとして加賀野菜や能登牛、能登豚などを使った串、「金澤おでん」(単品=180円~)や県内産の地酒などもそろえる。

 近隣のビジネス街で働く人向けに、昼限定で「恵那どりもも炭火焼定食」(990円)や「能登産豚肩ロース炭火焼定食(1,200円)」などの定食も用意する。

 越田さんは「オープン後は地元客も多く来店している。恵那どりや知覧どり、地元食材などを豪快な炎で調理する様子や備長炭の香りなどライブ感のある店内で、五感で楽しんでもらいたい」と話す。

 営業時間は10時30分~22時30分。水曜定休。

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