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金沢駅に「のと復興支援ステーション」 特産品の販売と交流の場に

金沢百番街にオープンした「のと復興支援Station」

金沢百番街にオープンした「のと復興支援Station」

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 能登の被災地の特産品を販売する「のと復興支援Station(ステーション)」が6月10日、金沢駅構内の「金沢百番街あんと」にオープンした。

金沢百番街にオープンした「のと復興支援Station」

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 輪島市のNPO法人「輪島市地域づくりNPO」が運営。輪島プリン、輪島特産の菓子「丸柚餅子(ゆべし)」やいしる、輪島塗など、8事業者の商品を販売する。輪島プリン(421円)は、輪島市の洋菓子店「ラ・レーヴ」が輪島朝市で販売していた名物プリン。能登の素材を使い滑らかな口当たりが特徴で、多い日には1日1000個を販売していたという。

 店内にある大型ディスプレーでは震災後の様子を映像で流し、直接被災者が体験を話すなど、能登復興の取り組みを発信する。金沢大学の学生らから成る「能登復興支援コンソーシアム」が協力し、ボランティア活動の情報交換の場としても活用する。

 同NPOの中浦政克理事長は「復旧はまだまだ進んでいない。現地の住民は、このまま忘れ去られるのではないかと恐れている。能登が頑張っていることを多くの人に伝えたい。地元、ボランティア、観光客などが集まる金沢駅で、いろいろな人が交流する場所として活用してほしい」と話す。今後、写真家などによる復興イベントも計画していくという。

 営業時間は午前10時~午後6時。来年1月31日まで開設予定。

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