
クルーズ船「シーニック・エクリプス2」が5月11日、金沢港の無量寺埠頭(ふとう)に初寄港した。
同船は2023年に就航したバハマ船籍で、総トン数1万7085トン。乗客定員228人で全客室がベランダ付きのスイートルームというラグジュアリークラスの客船。同船を運航するシーニック・クルーズ(英国)によると、「探検ヨット」とも呼ばれ、7人乗りヘリコプター2機、約200メートル潜水可能な6人乗り潜水艇1隻、ゾディアック(エンジン付きゴムボート)12隻などを搭載し、赴いた極地や秘境などでさまざまなツアーやアクティビティーを提供している。今回は東京発着で国内を中心に巡るコースだが、今年は南太平洋や南極などへのコースも計画しているという。
当日は、優美な曲線による特徴的な船尾デザインを「金沢港クルーズターミナル」のデッキから見ることができた。夕刻の出港イベントでは、石川県内で活動するチームによる「YOSAKOI(ヨサコイ)ソーラン」が演じられた。