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近江町市場の鮮魚を使ったせんべい専門店 コロナ禍での食品ロス減らす取り組み

海鮮せんべい専門店「ぺったん本舗」

海鮮せんべい専門店「ぺったん本舗」

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 近江町市場で取引される鮮魚のみを使った海鮮せんべいの専門店「ぺったん本舗」(金沢市上近江町、TEL 076-208-4437)がオープンして1カ月がたった。

【VRで読む】近江町市場内の海鮮せんべい専門店「ぺったん本舗」

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 運営するのは「かち組カンパニー」(白山市村井町)。コロナ禍の影響で客足が減り、取引される魚介類も減った同市場で、無駄になってしまう鮮魚を活用し食品ロスを減らす取り組みとして開店した。

 販売する「海鮮せんべいぺったん焼き」は、鮮魚をよりおいしく豪快に楽しんでもらいたいと、生のまま特別なプレス機で「姿そのままにぺったん」とせんべいにしたもの。注文を受けてから5分ほどで焼き上げ提供し、市場の臨場感と共に楽しんでもらうことを店のコンセプトとする。

 生地にはノドグロの骨から取っただし汁と長芋を使い、風味とまろやかさを追求した。具材はノドグロ、タコ、イカ、エビなどを用意する。土産用は密封されており10日~2週間程度日持ちするよう工夫した。冷めてもおいしく味わえるという。

 価格は、タコ、エビ、イカ=各500円、ノドグロ=600円。2枚セット(700~1,000円)、ノドグロ・タコ・エビの3枚セット(1,400円)なども用意する。

 同店の神谷栄二さんは「観光客や外国人をターゲットとしていたが、コロナ禍で依然状況は厳しい。地元の人や土産利用でも使っていただければ」と話す。

 営業時間は10時30分~17時30分。火曜・水曜定休。

後援申請20141009
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