金沢駅東口のANAクラウンプラザホテル金沢（金沢市昭和町、TEL 076-224-6111）で、石川県を代表する高級フルーツを使ったスイーツを提供する「ルビーロマン＆加賀しずくフェア2020」が開催されている。

【VRで読む】ANAクラウンプラザホテル金沢「ルビーロマン＆加賀しずくフェア2020」

　フェアは石川県農林水産部が主催するもので、金沢市内の洋菓子店やカフェなどを中心に延べ50店舗で販売。各店それぞれに趣向を凝らしたスイーツを購入し、撮影してインスタグラムに投稿すると、抽選でオリジナルグッズが当たるもので、石川県が歳月をかけて育成したブランドフルーツのおいしさを広く知ってもらいたいと企画した。同ホテルのレストランでは地元の固定客も多く、地元の食材や生産者を大切にメニューの構成など、年間を通して商品開発に力を入れていることもあり、フェアのスイーツを目当てに多くの客が訪れているという。

　加賀しずくは県が16年の歳月をかけて育成した和梨で、ジューシーで上品な甘さときめの細かい食感が特徴。市場での販売期間が短く、流通量も少ないため「幻の梨」ともいわれており、安定的に提供できる機会が設けられたこともフェアの特徴となっている。同ホテルでは、フレッシュフルーツとグラニテをメインに梨の優しい味わいが楽しめる「加賀しずくフロマージュモンブラン」（1,500円）、ジュレやムース、マカロンやショコラにもふんだんにルビーロマンを使った「ルビーロマンパフェ」（1,800円）を提供する。

　マーケティング支配人の宮嶋佳代さんは「さまざまな食感や味わいを五感で楽しんでいただけるよう、それぞれに趣向を凝らしている。最初にフレッシュフルーツを口に入れていただき、果物の持つ本来の味わいを堪能していただければ」と話す。

　1階のカスケイドラウンジで提供する。提供時間は9時～18時。数量が限られるため、事前予約を勧める。加賀しずくは9月10日まで、ルビーロマンは9月23日まで。