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旧暦・桃の節句で「前田家伝来雛人形雛道具特別展」-16日まで

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(2007年04月11日)

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旧暦・桃の節句で「前田家伝来雛人形雛道具特別展」-16日まで

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12代奥方、隆子(真龍院)の次郎左衛門雛
隆子から子息の齊泰に託された200年程前のお雛さま

 加賀百万石前田藩の秘蔵品を保存しながら建物自体も公開している重要文化財の「成巽閣(せいそんかく)」(金沢市兼六町1)で、「前田家伝来雛人形雛道具特別展」が開催されさている。開催は4月16日までで、例年、満開を迎える兼六園の桜とともにお雛様を楽しむ市民や観光客で賑わう。

 金沢では季節の祭事の多くが旧暦で行われることが多く、桃の節句・雛祭りも旧暦の4月(2007年は新暦の4月19日が旧暦の3月3日)に行われる。「季節の行事は新暦よりも旧暦で行うほうが季節にしっくり合う。桜の開花とともにお雛様を楽しみ、桜が散る頃にお雛様を片付ける」(吉竹泰雄館長)のが金沢のお雛様。「今年は19日が旧暦の3月3日だが、次に御所人形展があるため16日で閉展するのが残念」とも。

 毎年恒例の展示会ながら、成巽閣には前田家所蔵の雛人形と雛道具が多数所蔵されているため毎年交代して飾ってきたが、今年は特別展と題し由緒の明らかになった雛や初公開の雛なども加え、初めてほとんどの雛を展示。

 写真のふっくらした端正な顔立ちの雛は武家が好んだと言われる次郎左衛門雛。12代奥方、隆子(真龍院)が御輿入れして最初の節句(1808)に夫君齊廣より贈られたもの。隆子が終生大切にして子息齊泰に託した。この経緯が雛の底面に墨で書かれている。

 「お雛さまがその当時飾られたお屋敷に今また同じく飾られている」(吉竹館長)のは全国でも珍しいという。
観覧料 一般・大学生1,000円、高中生400円、小学生300円。

成巽閣

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