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東京のイタリアン大衆酒場、北陸初出店 金沢港の魚や能登豚使ったメニューも

「イタリアン大衆酒場 HARUTA片町店」の外観

「イタリアン大衆酒場 HARUTA片町店」の外観

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 金沢・香林坊交差点の近くに2月21日、「イタリアン大衆酒場 HARUTA片町店」(金沢市片町2、TEL 076-255-1363)がオープンした。

【パノラマVR】片町にオープンした「イタリアン大衆酒場 HARUTA片町店」

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 店舗面積は約35坪で、2階建ての店内にはカウンター8席、テーブル席52席を設ける。同店は東京に2店舗を展開しており、北陸地方への出店は初となる。運営する「グリーンコーポレーション」(東京都練馬区)の加茂雄一専務は「北陸新幹線の開業をきっかけに金沢に可能性を感じた」と出店の理由を話す。「金沢には気取ったバルはあるが居酒屋感覚で気軽にイタリアンを楽しむ店がないと感じた」といい、金沢の繁華街に位置する同物件に出合ったことも後押しして、3店舗目のオープンを決めた。

 内装にはトタン板を使用するほか、壁に手描きのメニューを貼り付るなど「おしゃれでもキレイでもない、大衆感」を演出。「男性のみでも入りやすい店にしたい」という思いの通り、オープンして半月ほどで、サラリーマン来店が多い日もあるという。

 提供するのは金沢港から直送した魚介類を盛り付ける「鮮魚のカルパッチョ」(980円)や、500グラムでボリューム満点の「能登豚のボーンステーキ」(1,980円)、九谷焼の器で出す「天使の抹茶ティラミス」(580円)など、地元の食材や器を使ったメニューも多い。東京店でも人気だという「フリット」(150円~)は串揚げ感覚で1本から注文でき、柔らかく臭みがないという「エゾ鹿の串焼き アディラソース」(380円)や、魚・肉・野菜全15種類から具を3品選択できる「アヒージョ」(680円)など、リーズナブルで個性的な料理も好評。

 ランチタイムは4種類を用意し、中でも注文の多い「HARUTAのオムライス」(780円)は卵を花のように巻いたドレスドオムライスが特徴で、金沢でも提供する店は少ないという。

 加茂専務は「原価無視のメニューも多く、出て来た時のボリュームに驚いてくださるお客さまも多い。スタッフの元気さ・明るさも売りなので、地元の方に普段使いの店として気軽に利用していただきたい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、月曜~金曜=11時30分~14時30分、17時~24時、土曜・日曜=12時~24時。

後援申請20141009
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