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金沢で赤ちゃん寝かしつけグッズ発表説明会 助産師ら中心に開発、育児サポート

助産師が開発した子育てグッズ「エピジェネシート®ねるりん」

助産師が開発した子育てグッズ「エピジェネシート®ねるりん」

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 金沢市の複合タウン「シェア金沢」にある「子育て相談室1・2・SUN」(金沢市若松町、TEL076-205-1881)で11月17日、赤ちゃんの寝かしつけグッズの発表説明会が開催される。

子育てグッズ「エピジェネシート®ねるりん」の使用例

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 主催するのは県内の助産師らが中心となり立ち上げた一般社団法人「シェアライフジャパン」。妊娠・出産・子育てにまつわる悩みや負担を軽減するため、子どもを産み育てやすい社会の仕組みづくりとして、地域包括支援活動を行う。

 子育て世代の悩みを受ける中で、産後すぐから4カ月ごろまでの赤ちゃんを育てる人から多く聞かれるというのが、授乳後や抱っこの後、眠った赤ちゃんをベッドに置くと泣き出し、寝かしつけられない通称「背中スイッチ問題」。寝かしつけができないために母親の睡眠時間が削られ、負担が増えることで、産後うつや愛情を持てないなどの結果に陥ることもあるという。この問題を解決するため、同法人理事の頼玲瑛さんが県内で20年以上開業助産師として培ってきた母子保健指導のノウハウを生かし、新生児への愛着を促すための子育てグッズを開発した。

 9月に実用新案登録を受けた「エピジェネシート®ねるりん」(1万2,800円~)は背骨をサポートする内部形状と適度な厚さの高反発性シートタイプで、450グラムと軽く、小さく丸めても1分ほどで復元するので持ち運びに便利。抱っこしている人の体温が伝わりやすい反面、通気性が高く、暑くならないため赤ちゃんがむずがりにくく、シートのままベッドにおけることから背中スイッチ問題が解決されやすいという。

 発表説明会では子育てに関わる家族や職種の人に向けて、12月1日に発売される実物を手に紹介する。頼さんは「ママには楽に子育てができるツールとして、わが子の育児に関わる男性たちには育メンパパ応援グッズとして、孫育ての祖父母にとっても育児参加が楽になるこれからの必須アイテム。ぜひ参加し、実物を確かめていただきたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は14時~15時。参加費=1,000円(教材費込み)。定員10人。申し込みは電話かメール(share.life.japan@gmail.com)で受け付ける。

後援申請20141009
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