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金沢出身の監督&脚本家の映画が凱旋上映−金沢・シネモンド
金沢市出身の監督・脚本家コンビで製作された映画「アディクトの優劣感」が5月10日より、シネモンド(金沢市香林坊2 KOHRINBO109 4階、TEL 076-220-5007)で凱旋上映される。
同作品を手がけた藍河兼一監督は金沢市出身で1974年生まれ。大学卒業後、金沢市内の映像制作会社でカメラマンとして働いていたが、自主映画作品が小出正之プロデューサーの目にとまり、同作品を撮るために上京した。脚本家の西永貴文さんも同市出身で1978年生まれ。1999年に「映画を見る感覚で観客を楽しませるエンターテインメント」をテーマに同市で劇団「猫☆魂」を旗揚げし、上京後の2002年に新メンバーで同劇団を再結成した。
同作品は日本台湾合作映画で、撮影の大半は台湾で行われた。原作は池間了至さんの同名小説。ドラッグを手放せない、一回り年下の女性の魅力に取りつかれるなど、何かの「中毒」になった20〜30代の男女の日常をリアルに描いた作品で、ほぼ全編にわたって「デジタルフォトメーション」と呼ばれるデジタル映像技術が使われているのが特徴。高画質スチールカメラで連続撮影した実写画像や文字がアニメーション作品のようにつながれて映像化されており、現実と非現実のはざまにさまよう登場人物たちの心の中が途切れ途切れの画像に印象的に映し出されている。
製作にあたっては「ミクシィ」でオーディションを告知して出演者を募る試みも話題を集めた。主演で千葉大生の青山華子さんは、友人からの紹介文に書かれた「女優」という言葉がきっかけで応募し、100人近い応募者の中から主役に抜擢された。青山さん演じるヒノコの彼氏であるDJ役の吉武優さんは、高校の英語教師の職を辞して役者の道に挑み、本作でデビューを果たした。ほかには沢村純吉さん、渡部遼介さん、台湾出身のシュ・レイアンさんらが出演している。
同館での上映は5月16日まで。藍河監督と西永さんからのビデオレターが本編の前に上映される。
「アディクトの優劣感」公式サイトシネモンド(2008-05-08)
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