深紅に咲き誇る風物詩-のとキリシマツツジ、オープンガーデンで公開

能登空港多目的広場で同時に開催される「のとキリシマツツジフェスティバル」に持ち込まれた見事な成木

能登空港多目的広場で同時に開催される「のとキリシマツツジフェスティバル」に持ち込まれた見事な成木

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 「奥能登ウェルカムプロジェクト」は4月27日より、能登回廊モデルコース発信事業の第1弾として「のとキリシマツツジ」のオープンガーデンを開催している。開催は、同プロジェクトの個別プロジェクト「能登回廊再発見プロジェクト」の一環。

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 「のとキリシマツツジ」は、野生種のミヤマキリシマとヤマツツジが交雑して生まれた品種とされ、花は一重咲きと二重咲きなど赤色系で6種類、紫系2種類に分けられる。「能登」と名前が付いた唯一の花ともいわれ、燃えるような深紅の花弁が木全体を覆い、庭や山野の辺りを真っ赤に染める光景は見事で、県の特別天然記念物にも指定される。

 オープンガーデンは、珠洲市(5カ所)、能登町(17カ所)、輪島市(8カ所)、穴水町(4カ所)の計34カ所に広がる「のとキリシマツツジ連絡協議会」会員の宅他内で公開しており、奥能登地域の「道の駅」など14カ所では、開花情報やオープンガーデンスポットまでの案内板を設置している。そのほか、同プロジェクト制作の奥能登情報誌「noto色」も販売しており、「オープンガーデン探訪」の際のガイドブックとして利用できる。

同プロジェクトの担当者は「公開に際しての時間帯は特に定めていないが、多くが個人の庭を公開しており、迷惑にならないようマナーに気を配ってもらえれば」と話す。今月25日まで。開花状況により終了が早まることもある。入場無料。

オープンガーデンスポット34カ所のとキリシマツツジ探訪道の駅 桜峠 店主のひとりごと奥能登情報誌「noto色」創刊-地元視点で新たな魅力を発信(金沢経済新聞)

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