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是枝裕和監督の指導で小学生がドキュメンタリー映画作りに挑戦
(2008年04月15日)
映画教室「こども映画教室中等クラス」が4月12日・13日の2日間、「金沢コミュニティシネマ/シネモンド」(金沢市香林坊)や金沢21世紀美術館(広坂1)を拠点に行われ、小学校低学年から高学年までの児童24人が、映画「誰も知らない」などで知られる是枝裕和監督の指導のもと、金沢市内で本格的な映画作りに挑戦した。
児童たちは3月のプレイベントで是枝監督の作品を鑑賞し、同監督へ手紙を書くこと、家族のしぐさなどを観察することを課題として与えられていた。初日は、金沢21世紀美術館でドキュメンタリーとドラマについて同監督から説明を受けた後、各班に分かれ、カメラ操作などを技術スタッフから学んでそれぞれの活動を開始した。
ドキュメンタリー班は「はたらく」をテーマに自分たちで取材対象を決めて取材を申し込み、取材許可が下りた同市内の店舗などへ取材・撮影に出かけた。ドラマ班は、「かぞく」をテーマに同監督のアドバイスを得ながら、課題での家族観察をもとに人物設定や場面設定を行い、ストーリー、配役などを決めていった。2日目は引き続き取材や撮影を行い、編集を経て作品を完成させた。
教育、水俣病和解訴訟、エイズなどをテーマにしたドキュメンタリー作品などを手がけてきた同監督から直に指導を受けたドキュメンタリー班の作品は、パン屋を取材した「パンのひみつ」、骨董店を訪れインタビューした「昔から現在~変わっていく物」、和菓子と韓国菓子の調理過程を映し出した「スイーツを求めて」の3本。ドラマ班の作品は、子どもたちが幅広い世代に扮して家族の風景を描いた「キッズファミリー」。いずれの作品も2日目にシネモンドで上映され、館内は立ち見が出るほどのにぎわいだった。
両日とも、シネモンド10周年記念のトークイベント第1弾として同監督が、映画に対する思いや制作上でのこだわり、地方に根づくミニシアターの役割などについて語った。今年夏には同監督の最新作で家族をテーマにした「歩いても歩いても」が同館で上映されることが決定しており、同作品についても触れた。
金沢コミュニティシネマ是枝裕和オフィシャルウェブサイトシネモンド小学生児童ら制作の映画を上映-「恋しくて」中江監督が指導(金沢経済新聞)
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