夏休みを前に、金沢市内の2カ所の会場に8月31日までの期間限定で「お化け屋敷」が登場する。
金沢市中心部のタテマチストリートにある「フローリッシュタテマチ」(金沢市片町)地下1階に7月12日に登場するのは、お化け屋敷「地下室の子守唄」。
日本で唯一のお化け屋敷プロデューサー五味弘文さんがプロデュースを行う。五味さんは、現在まで多くのお化け屋敷を手掛けており、プロデュースしたお化け屋敷は20~30代の若者を中心に好評だという。今年の夏も全国10カ所で開催される。金沢での開催は今回が初。
金沢出身の文豪「泉鏡花」の小説「草迷宮」の世界観をモチーフに書き下ろされた金沢会場限定のオリジナルストーリーを展開。参加者はスリルを味わいながら、与えられた「ミッション」をこなし、ストーリーを楽しむことができるという。
同お化け屋敷はテレビ金沢が企画。同社事業・コンテンツ部部長の辻雅由さんは「金沢中心地域、街中の活性化につながればと考え中心地である竪町での開催を企画した。金沢オリジナルストーリーのお化け屋敷を観光客にも、ぜひ体験してほしい」と話す。
開場時間は15時~20時(土曜・日曜・祝日は13時~)。入場料は1,000円。8月31日まで。
7月19日からは、複合エンターテインメント施設「金沢コロナワールド」(金沢市無量寺)特設会場に「ウヮーッと とび出る!3Dお化け屋敷」が北陸初登場する。
石川テレビ45周年記念イベントとして企画された同イベントは、従来のお化け屋敷とは異なり、3Dメガネをかけて入場。3Dの飛び出すお化けが次々と現れる不思議な空間を楽しむことができる。同社担当者は「老若男女が楽しめるイベント。夏休みには、従来の『人』ではない不思議なお化け屋敷をぜひ体験してほしい。」と来場を呼び掛けた。
開場時間は10時~18時(最終日は17時半まで)。入場料は、大人(中学生以上)=600円、子ども(3歳以上~小学生)=400円、2歳以下=無料、前売りは100円引き。8月31日まで。