金沢駅前の商業ビル「ポルテ金沢」(金沢市本町)に5月1日、オリーブオイルをコンセプトとするダイニングバル「オリーブオイルキッチン」(TEL 076-225-7796)がオープンした。
日本初のオリーブオイル・コンセプトレストランとして昨年9月、東京駅の「グランルーフ」にオープンした「ウォルプタス トーキョー」 の2店目となる同店。質の高いオリーブオイルを使ったタパスやパスタなど地中海沿岸の料理を提供する。オフィス街という立地から会社員の利用を見込み、客単価はカフェ・ランチタイム=1,100~1,400円、ディナータイム=3,000~3,500円程度。
ウォルプタスの総料理長でもある水口直文さんがプロデュース。店舗面積は約70坪で、テーブル席90席とカウンターに立ち飲みコーナーを設ける。「オリーブオイルの工場をイメージした」というフロアは開放感ある雰囲気で、パーティーは着席=100人・立食=120人まで対応する。
近年、健康や美容への関心から注目を集めるオリーブオイルの中でも、同店がこだわるのは直輸入する「本物のエキストラバージンオイル」。産地やフレーバーが異なる15種の中から好みで選ぶことができ、気に入ったオイルがあればボトルでの購入も可能。また、オリーブオイルのソムリエ資格を持つスタッフがオイルの魅力を伝える。
メニューはイタリア・スペインの料理が中心。「アリオリポテトサラダ」「スペイン風オムレツ」などのタパスのほか、「生ウニの濃厚クリームソース(生麺)」「蒸し鶏と青ネギの和風ソース」などのパスタ、パエリアなど。ソムリエがえりすぐったワインや、イタリアのクラフトビールなどアルコールの品ぞろえにもこだわる。
同店の豊島明央さんは「オリーブオイルになじみのない男性や年配の方まで、幅広い世代の人に気軽に楽しんでもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は、11時~17時、17時30分~23時30分。