烏骨鶏を使った海洋深層水発芽の玄米がゆ-金澤烏鶏庵などで販売

健康食品として新たな販路開拓が期待される「烏骨鶏発芽玄米がゆ」

健康食品として新たな販路開拓が期待される「烏骨鶏発芽玄米がゆ」

  • 0

  •  

 薬用鶏として知られる烏骨鶏(ウコッケイ)の商品化に取り組む「烏骨鶏」(金沢市西念4、TEL 076-232-4255)は、このほど「烏骨鶏発芽玄米がゆ」を開発し、大都市圏の有名デパートや高級スーパーを中心に新たな販路開拓に乗り出す。

[広告]

 「烏骨鶏発芽玄米がゆ」は、薬膳料理や漢方薬に使われる貴重な烏骨鶏の卵とエキス、輪島産コシヒカリの玄米など、石川県産にこだわった原材料を使っているのが特徴で、烏骨鶏は、「薬草」と「無農薬栽培野菜」をエサに自社農場で飼育したものを使う。玄米は「能登海洋深層水」を利用して発芽させている。同社によると、この海洋深層水を発芽に使うことで、抗がん作用があるとされる「ギャバ」が従来の3倍に、「ナトリウム」が5倍に増えたという。

 これまで同社は、烏骨鶏を使った「カステラ」「プリン」「栄養ドリンク」など40種の菓子、サプリメントを開発販売しており、今回の「おかゆ」は、原材料の栄養素を効率的に吸収でき、かつ低カロリーな健康食品であることに着目。特に認知症など、高齢者が発症しやすい病気に有効な成分を多く含んでいることから商品化したという。

 「烏骨鶏発芽玄米がゆ」は、今年1月から同社直営店「金澤烏鶏庵」(金沢=4店舗、東京=2店舗、北海道=1店舗、仙台=1店舗)と自社サイト上で販売を開始。「地域産業資源活用事業」として経済産業省の認定も受けており、河内隆徳社長は「大手デパートでの販売を検討中で、付加価値の高い商品としてギフト分野への売り込みも図っていきたい」と今後の展開を話す。

烏骨鶏経済産業省 地域産業資源活用事業金沢漆器をヨーロッパへ-老舗漆器店「能作」が海外戦略を本格化(金沢経済新聞)

  • はてなブックマークに追加
後援申請20141009
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース