自動車リサイクル業の会宝産業(金沢市東蚊爪、TEL 076-237-5133)は8月25日、以前から進めている発展途上国に米を贈る支援活動「元気ライスプロジェクト」のプロジェクトメンバーの募集を始めた。
同プロジェクトは、自動車の中古部品輸出も行う同社が掲げる「世界を元気にする総合元気メーカー」としての環境問題への取り組みの一環で、笑顔の写真1枚につき1,000粒の米を発展途上国に贈る活動。今年5月にプロジェクトを立ち上げ、8月5日には1,000を超える笑顔の写真が集まるなど賛同者も増えている。発展途上国の自立支援を最終目標に1万スマイルを目指す。誰でも参加でき、携帯やPCから無記名でも可能。1人で何枚もの写真を送ることもできる。
同社では1,000スマイル突破をきっかけに、より大きな貢献活動につなげるため、プロジェクトを主導するメンバーを社外にも広く募る。現在のところ、企業や各種団体が対象。応募は必要事項と「地球を元気にするために何をしていますか?」の質問に30字以内で答え、審査が行われる。
現在のプロジェクトメンバーは11社で、月1度発信される情報を共有している。今後、メンバーが増えた際は、ホームページ上で個別紹介を行うほか、環境に取り組む企業の活動も紹介する予定。メンバーとしての活動は、事務局から送られるプロジェクトポスターを張りPR活動を行うほか、「元気な笑顔の写真を送ろう!」と呼びかけるだけ。
同社担当の佐藤寧彦さんは「趣旨に賛同してくれることに意義がある。既に多くの人の賛同を得ているプロジェクト。『写真を送る』という小さな一歩(行動)が大きな足跡(貢献)につながることを多くの人に知ってもらい、写真1枚でできるボランティアに積極的に参加してほしい」と呼びかける。
登録料や年会費は無料。詳細は同社のサイトで確認できる。