野々市町のコミュニティーバス「のっティ」、100万人突破でチョロQ発売

野々市町が販売を予定する「のっティ」バスを模ったチョロQ

野々市町が販売を予定する「のっティ」バスを模ったチョロQ

  • 0

  •  

 野々市町は、コミュニティーバス「のっティ」の乗客が累計で100万人を突破したのを記念し9月9日~12日、同バスを模ったチョロQを数量限定で販売する。

[広告]

 同バスは、地域間における移動手段の確保・円滑化、高齢者や障害者などの交通弱者にとっての利便性の向上、公共交通の利用拡大による環境負荷の軽減を図るため2003年9月に運行開始。公募により決まった愛称「のっティ」は、「ののいち」と「コミュニティ」を組み合わせた言葉で、町民に気軽に乗ってもらえるよう「乗って、いいバス」という意味も込められている。現在、3路線で地域をカバーし、100円という運賃の手軽さに加え、バス停の間隔が短いことから日常生活の足としての利用が進み、今年6月22日には累計乗客数が100万人を突破した。

 突破記念として8月14日、15日には、運賃を無料にするほか記念品のエコバッグを数量限定で配布。さらに同バスに対する愛着を高め、利用者増加につなげるため、チョロQの販売を決めた。実際に運行している赤・青・黄の3色のバスをモチーフに、玩具メーカー「タカラトミー」(東京都)が1万2,000個を製作した。販売するのは、3色をセットにした4,000セット。同町の収入となる売上金は、同バスの運行費などに充てられる。

 同町都市計画課の北本さんは「チョロQを機に、これまで『のっティに乗ったことがない人もぜひ一度乗っていただき、当町の公共交通を体験してほしい」と利用を呼びかける。

 販売時間は各日9時~22時。価格は1セット2,000円。1日当たりの販売数は1,000セットで、1人3セットまで。同町役場に併設する「情報交流館カメリア」で販売し、予約や通信販売は行わない。問い合わせは同館(TEL 076-227-6200)まで。

  • はてなブックマークに追加

ピックアップ

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース